食の実験シリーズ

色んな食べ物にまつわる実験をしていくブログになります

朝食がもたらす驚異的な効果

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Photo by 一日が幸せになる朝ごはん

皆さん、こんにちは!朝御飯はもりもり食べるnkjです。本日の話題は朝御飯についてです。皆さんは、朝ごはんをきちんと食べていますか?忙しくそんな時間がないという人も多いと思います。そこで本日は、朝ごはんを食べた後の効果と実験データを記事にしました。ぜひ、参考にしてみて下さい!

 

▪️体温を上げる


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口から入った食べ物は、胃や小腸で細かく分解されます。胃腸はそれを消化し吸収させるためにも、動き始めます。つまり、運動をするのと同じように、消化器官も動き熱を発生させるので、体温が上昇する仕組みになっています。

■学力の向上


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朝食をとることで学力が向上することは知っていますでしょうか。アメリカで行われた実験があります。朝食を食べた人と食べていない人の間で、テストの成績を比較しました。朝食は同じ栄養スープを用いられています。テストの内容は空間記憶と単語想起の2種類。結果は両方とも朝食を食べた人が短時間で答えをだして圧勝。空間記憶の反応時間は、食べていない人の反応時間が約110秒、食べた人が約85秒。単語想起は食べてない人の反応時間が約220秒、食べた人が約160秒でした。この結果からみても、朝食を食べれば脳が活発になることが証明されています。逆に食べないと色んな面で反応が遅れるので、不利かもしれませんね。

元記事

食事と学力、体温|体温と生活リズム|テルモ体温研究所

▪️身体能力の向上


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ここまでは、皆さんご存知の方も多かったのではないでしょうか。しかし、朝食を取ると身体能力も向上することは知っていましたか。これから滋賀県のとある大学で行われた実験を紹介します。

1.研究方法

被験者は滋賀県B大学の硬式野球部員で行われました。朝食後に利き腕での握力を1回測定する。次日、朝食非摂取で、同じく利き腕の握力を1回のみ測定する。朝食摂取4日間、非摂取4日間の計8日間で実験は行われました。

2.研究結果

11名で行われた握力実験は、1名のみ朝食摂取日と非摂取日が同値であったが、それ以外の10名は朝食摂取日の握力値が向上しました。11人各自の平均握力向上値を計算したところ、一人あたり+1.53kgでした。この結果から朝食摂取後に発生する食事誘発性熱産生は、前進の骨格筋に影響を与え、握力向上につながると考えられました。

※食事誘発性産生量に関して詳しく知りたい方はこちらを参考にしてみて下さい。

 

www.exercise-dairy.com

 

元記事http://file:///C:/Users/nakaji/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/AZP8717K/007-008%20弓場.pdf

■体温を上げる食べ物

1.生姜

生姜の辛み成分であるジンゲロールは熱を加えることで、ショウガオールという成分にかわります。これは、胃腸に直接刺激を与えてくれますので、体の中から熱を生産します。冷え性の方にも効果的です。

2.ネギ

ネギの特徴的な辛みはアリシンと呼ばれています。これは血行をよくし体を温めてくれる作用があります。葉の部分には、ビタミンCなどの成分が含まれているため風邪予防の効果もあります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。小さい頃は、よく朝ごはんは、きちんと食べなさいと言われてきましたよね。その意味がようやく大人になった今、大切なことだったと実感できます。僕自身も一度朝食を抜いて10キロのジョギングに出かけたとき、開始30分を超えたくらいに、頭がボンヤリしてきたことがありました。原因が何かを探したときに、その日は朝食をとっていないことだと気づきました。やはり、朝食は欠かせないことだなあと学び、運動する前には欠かさず朝食を食べます。皆さんも朝ごはんをモリモリ食べて元気一杯、一日を過ごしましょう!!