食の実験シリーズ

色んな食べ物にまつわる実験をしていくブログになります

ファンタは全て同じ味だと!?

皆さんこんばんわ!今までやらかしてきた失敗を反省しつつも、とりあえず今を生きることがモットーのnkjです。さて、本日は久々に、高校時代の同級生と会いました。晩御飯を一緒に食べつつ、過去のこと、そして、これからの未来のことを話しました。皆、成長していくもので、今日あった友人には、すごく人生の考え方を勉強させて頂きました。改めて、今日はありがとうございました!!さて、今回の記事は炭酸飲料のファンタについて書いていきます。本日はその友人にも手伝ってもらい、ファンタの味を利用した、ある実験を行いました。

■ファンタは同じ味なのか!?

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子供の頃は好きだったファンタ!皆さんも人生において一度は飲んだことがある人が多いと思います。実は、このファンタ、目をつむり、鼻を塞いだ状態で飲んだ場合、まったく区別がつかないらしいのです。どうやら、香料と着色料がつけられているだけで、飲む側の思い込みを利用してあるとか。これは、以前説明した、プラシーボと同じだと思ったので、ぜひとも実験をしたいと思いました。

プラシーボについては、こちらの記事をご覧ください

www.exercise-dairy.com

 ■実験方法(まずは視覚だけを遮断)

  1. 実験は2人以上で行うようにして下さい
  2. ファンタグレープとオレンジ2種類の味を用意する
  3. 目隠しをした状態で、片方の味を試飲する。分かったら、味を返答。
  4. もう片方の味を試飲する。同じく味を返答する。

  ■実験結果

今回、友人に協力してもらい、ファンタの味当てゲームを行いました。1回目に差し出された味がこちらです。上の画像になります。

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視覚を閉ざされた状態で味を吟味します。かすかにぶどうの風味がしたので、グレープだと何とかわかりました。2回目に差し出された味は、下の画像です。こちらも、かすかにオレンジの匂いがしたことで、何とかオレンジと答えることができました。それでも、これはファンタを飲みなれていない人は、おそらく難しいと思います。やはり、匂いに原因があると分かり、次は匂いを遮断してみる。

■嗅覚も遮断するとどうなるか

最初の実験の後、僕たちは次に、嗅覚も遮断してみようと思いました。1回目に差し出された味はオレンジでしたが正直、まったく味がわからず、ただのサイダーを飲んでいるようだと思いました。そこで、適当にグレープだと答え間違え。2本目に差し出されたのが、グレープ味でした。これも同様に実験中はまったく味がせずw。お手上げでした。疑わしいと思ったのか、友達もここで参戦。友人にも同じく視覚と嗅覚を遮断してもらいました。僕が1回目に差し出したのはオレンジ味。友達は迷いながらもオレンジと答える。そこで次は、少しひっかけをしてみる。本来なら2回目はグレープにすべきだが、わざと1回目と同じオレンジを差し出す。すると、グレープと答え、間違える。このことから嗅覚が味覚に及ぼす影響が大変強いものだと分かりました。

■まとめ

視覚だけを遮断されても、何とか、匂いで味がわかるのですが、嗅覚も遮断されると、正直ただのサイダーの味しかしませんでした。つまり、私達、人間は、いかに食事をする時に、匂いを使って味を理解しているのかということが勉強になった実験でした。五感を使って楽しむというのは、本当にそのままの意味だったということが分かりますね!皆様もぜひ、一度試してみて下さい!